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『赤穂義士外伝〜忠僕元助(あこうぎしがいでん〜ちゅうぼくもとすけ)』あらすじ




 片岡源五右衛門には、元助という忠実な下僕がいる。元禄十五年十二月十三日、いよいよ明日が討ち入りという日、源五右衛門は元助に暇を出す。褒美の品と大金を差し出すが元助はこれを聞き入れない。源五右衛門は実はもう金が無くなった、実は伊達家へ仕官することになったなどと偽りを言ってごまかそうとするがすぐに見透かされてしまう。
 それでもどうしても暇を出すと言い張る源五右衛門。元助は私にしくじりが多いからだ。死んで詫びると言い出す。それを止めようとする源五右衛門と押し問答になる。そこへ通りかかったのが見廻り役の大高源吾と武林。留守中元助が何かを盗もうとしたのだと早合点した武林は元助を殴り倒す。源五右衛門、大高源吾、武林は三人話し合い、これほど忠義な者であるなら打ち明けても大丈夫だろうと結論になった。源五右衛門は元助に明日の討ち入りの件を打ち明ける。これほどの大事を自分のような者に打ち明けてくれた事に感謝する元助。元助は水盃をし三人を送り出す。部屋を掃き清め、宮八幡武神の額の揚げ、燈明をあげ、ご本懐を遂げられますようにと祈る。
 翌朝、見事に吉良の首を討ち捕ったと知った元助、泉岳寺へと引き上げる義士の隊列の中から源五右衛門を見つけ出す。浪士が切腹となると、元助は頭をまるめ、生まれ故郷の安中で二十年の歳月をかけ四十七義士の石像を彫りあげ、榛名山のふもとに祀る。その後、南房総で墓守となり余生を送ることになった。


参考口演:一龍斎貞山

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